あけましておめでとうございます!
2023年も当社ならびに当ブログをよろしくお願いいたします!
年の初めに訃報に関しての記事とは縁起がよろしくないなあとは私自身も思いましたが、乾燥して寒いこの時期は特にお亡くなりになる方も多い時期ですのでピックアップさせていただきました。
では訃報についてあれこれ書いていこうと思います!
いってみましょー!!!
訃報とは?
訃報(ふほう)
訃報の意味を知っている人は多いと思いますが、少し深掘りして理解をしていきましょう!
まず訃報とは、身内が亡くなったとき、周囲の関係者に事実を知らせることをいいます。
では【訃】と【報】の二つの単語それぞれの意味は一体なんなんでしょうか?
それを下記で解説していこうと思います。
【訃】の意味は「人の死に関する知らせ」
【報】の意味は「なんらかの事実を伝えること」
実は【訃】、【報】どちらも死そのものを表す言葉ではないのです!
よく勘違いされていますが、【訃報】とは亡くなったことではなく、【亡くなった知らせを報じる】こと、という意味合いの言葉だったんです!
あくまでお知らせのことというのがポイントですね!
また、訃報では少し表現方法が違うこともあります。
例えば、訃報は「送る」ものではなく「流す」ものであること。受け取り手は「貰う」ものではなく「届く」「接する」ものであることなどが挙げられます。
私の地元では小さな町でしたので家族の希望があれば役場から広報無線で訃報を流していました。
小さい頃はよく流れているなあ程度に思っていましたが、今となっては家族がわざわざ訃報を送らなくても良かったり、すぐ知れることによりお通夜や告別式の参列などがスムーズに行えて、とても良いものと感じています。また、新聞のお悔やみ欄も訃報を流す手段のひとつとなっていますね。
親族や親しい友人には訃報を流す前に事前に電話などで知らせておいて、息を引き取る前に最期の別れをおこなってもらうこともよいとされていますね。
近親者がお亡くなりになった際は訃報は必ずしも必要ではありませんが、お亡くなりになった方の交友関係や親族との付き合いを考慮して流してあげることをオススメします。
似たようなことば
似たようなことばのひとつに【悲報】があります。読み方は【ひほう】ですね。
類義語として認識されている方も多くみられることばですが、厳密には異なる単語として理解しておいた方が良いでしょう。悲報とはあくまで「悲しいお知らせ」であり、亡くなったことに限りません。
当事者や関係者にとって悲しい出来事があった場合に【悲報】を用います。混同して使用すると相手に不快感を与えてしまう可能性もあるため、2つの違いを明確にしておけると安心ですね!
類義語としては、「死亡通知」が訃報に対してもっとも近い言葉なのかなと思います。
また、【訃報】に対して反対の意味をもつ対義語はないとされています。
【朗報】や【吉報】が挙げられることもありますが、それぞれ【悲報】、【凶報】が対義語となっています。
ちなみにですが、
【朗報】は喜ばしい結果に向かうだろうという希望を含むしらせ
【吉報】は喜ばしい結果だけを表現する時のしらせ
とのことです。日本語って難しいですね(笑)
見た時、こんなもん使い分けできるわけねえよ!って私は思いました。
どちらも対義語のように思えますが、厳密には違うことを認識しておいて損はないですね!
このように対義語がない背景には「人の誕生を告げる」という意味を持つ言葉自体が存在しないからといわれています。
訃報ということばの正しい使い方
大きく分けて、訃報は知らせる側と知らされる側のふたつに分類されています。
立場によって使い分け方も異なってきます。
以下の文章参考にして、要点を抑えてもらえればなと思います!
知らせる側
父の訃報を親戚に流した。
どのように訃報を伝えたらよいのか考えている。
知らされる側
そのような調子なら心配ないと思っていると、急な訃報に接して驚きが隠せない。
先日、友人の訃報が私の耳に届いた。
訃報の際に知らすべき内容とは?
まずは訃報の際に伝えるべき内容を以下に記載します。
①亡くなった方の氏名
②亡くなった方の日時
③喪主の名前と亡くなった方との関係
④葬儀の日時や場所
⑤仏式・神式などの葬儀の方法(宗教・宗派)
⑥亡くなった原因・経緯(必要な場合のみ)
①~③は訃報が届いたことがあることならわかっている情報かと思いますので今回は割愛させていただきますね。
④葬儀の日時や場所に関して注意点があり、それは通夜と葬儀に関するスケジュールです!
儀式が営まれる日時に加え、正確な時間も必ず記載しましょう!
近年ではメールなどで連絡を取るケースも見られますが、場合によっては「場所が分からず参列できなかった」といった事態を招くかもしれません。
⑤仏式・神式などの葬儀の方法に関しても注意がいくつか必要となってきます。
通夜や葬儀といった一連の儀式は、宗教・宗派が大きく影響するシーンといわれております。
参列者の事前準備が必要な場合もあるため、特定の宗派がある方は訃報の内容にも含めておくと良いでしょう!形式が決まっていない場合は、記載しなくても問題ありません。
細かい規定がある宗派の場合、参列者を戸惑わせてしまう可能性があります。(実は私も一度だけありました。半分くらい何をしてれば良いのかわからなくポカーンとなってました。。。)
⑥亡くなった原因・経緯については無理に記載する必要はありません。遺族それぞれの意向を明確にした上で、記載するかしないかを決めていくと良いでしょう。
記載できない理由がないのであれば、参列者のためにもおおまかに知らせておいたほうが賢明ですね。
なぜかというと弔電や参列時の挨拶では、原因・経緯によっては内容を考慮しなくてはいけない可能性があるためです。
反映する内容は、遺族だけでなく相手に対する配慮として必要な事柄だと考えてた方が良いですね!
訃報を伝える人、順番は?
個人的にこの訃報を伝える人とその順番は本記事で一番覚えておいた方が良いことと思っています!
亡くなった時に慌てて調べるより頭の片隅に入れておけば混乱せずに済むと思います。そのくらい亡くなってから葬儀が終了するまでは忙しいと私は思っています(汗)
一般的な優先順位は以下になります。あくまで全てのケースに該当するわけではない事には注意してください。
①親族
②個人と深い関係を持つ友人
③個人の勤務先、学校関係者
④町内会や自治体の関係者
⑤遺族の関係者(宗教関連でお世話になっている関係者)
原則的には関係が深い方を優先にするとよいでしょう。
特に親族へは早い段階で伝えた方がよいです。親族より先に友人に伝わったとならないよう注意してください。
訃報を流すタイミング
訃報を流すタイミングとしては、故人を送り出す儀式の日程など、詳細を決めてから訃報を知らせる流れが一般的となっています。友人や仕事関係者であれば日程と同時に伝えられるこのタイミングが適切です。ただし親族には可能な限り早く伝える必要があります。葬儀を含む一連の予定を親族が参列しやすいように組んだりするためです。遠い親戚へは、死亡直後の訃報とともに、一連の儀式の日程が決まり次第連絡する旨を伝えておくと良いでしょう。
勤め先や自治会の関係者には、明確なスケジュールが決定した後でも問題ありません。
相手の居住地も考慮した上で、訃報を流すタイミングを判断することがオススメです。
まとめ
新年一発目のブログの記事は【訃報】に関して書かせて頂きました!
近しい親族が亡くなることは頻繁に行うものでもなく、回数も限られていますよね。
事前知識を蓄えておくことによって亡くなってから葬儀が終了するまで忙しさに追われなくて良いようにしておきたいですね!
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