2019年01月一覧

お通夜と友引の関係

お通夜の場合、葬儀のように友引の日を避ける必要はないとされています。
しかし、お通夜の翌日に葬儀を行うので、葬儀の日に友引が重なる場合にはお通夜の日程も変更になることがあります。

*友引は必ず避けなければいけない?

*友引に葬儀は避けるべきなのでしょうか?

○友引の意味を気にするかどうか
世間一般的に、友引に葬儀を行うのは縁起が悪いとされていますが、もともとの「供引」という言葉にはそのような意味はありません。
そのため、友引の意味について気にならないのであれば、葬儀の日程についても気にする必要はないでしょう。

○葬儀の日に友引が避けられる訳
友引は六曜という暦のなかのひとつで、先勝と先負の間にあります。

六曜のなかには吉日と凶日がありますが、この日は葬儀に関しては凶日とされています。
「凶日に友を引く」という言葉があるように、友引に葬儀を行うと故人と親しかった人も連れていかれてしまうと言われているのです。そのため、葬儀は友引を避けて行われるようになりました。

*友引にお通夜を行うことに問題はありません。しかし、友引であることによって葬儀の日程をずらさなければいけないこともありますので、無理のない日程を組むようにしましょう。

*友引に葬儀を避ける事が多いので、友引に火葬場が定休日になっていることが多く、友引に葬儀ができなかった方で火葬場が混み合うことも考慮しておきましょう。


お清めの塩とは

お清めの塩という言葉通り、自分自身や家の周辺に塩を振りまくことによって死による穢(けが)れを払うという意味があります。
清められた塩には魔除けの効果があると信じられており、塩を振りまくことによって自分自身や家を守る結界を作るためのものと感がえられています。

*お清めの塩の使い方
お清めの塩の使い方として、お葬式から帰った玄関先などで自分に振りかけるというのが一般的に知られている方法ですが、実際にはどのように撒けばいいのか、どういう順番で体に振りかければいいのか、適当に済ませてしまっているという人も少なくないでしょう。

お清めの塩を振りかける順番ですが、胸・背中・足元の順番で行うことが望ましいと言われています。
これは血流の巡っていく順番であり、穢れは血の巡りに沿って全身を巡ってしまうと考えられているためです。
振りかける塩の量はひとつまみ程度で十分だとされています。また、振りかけた塩は穢れを持ってしまっているので必ず払ってから家の中に入るようにしましょう。

○玄関わまたぐ前に、お葬式から帰ってきたらすぐ

○胸・背中・足元の順番で

○お清めの塩は人に振りかけてもらう方が望ましい

お葬式でお清めの塩を渡されたら地域の習慣ではありませんが、行なってみてはいかがでしょう。


お位牌と戒名

お位牌は、御霊のとどまる場所、つまり霊位を表す牌のことです。
亡くなられた方の姓名、死亡年月日を記して礼拝します。
お位牌についての歴史は、中国の儒教におけるご先祖様やご両親の存命中の位官や姓名を板に記して書いたものが禅宗と一緒に日本に伝わってきたのが始まりと言われています。

*戒名とは仏の教えに帰依し、定められた戒(行動の規則・精神を律しる規則)を守ると誓った者に対して与えられる名前のことです。
戒名は本来2文字ですが、この戒名の上に同号、さらに院号・院殿号がつれられ、戒名の下には位号がつけられ、その一連の文字構成を称して戒名と呼びます。
浄土真宗では戒名と言わず、法名といいます。他の宗派が授戒会に加わって授かる名前なので戒名といいますが、浄土真宗では戒を受けることがないので、仏弟子として、法名と呼ぶことになります。


葬儀後の主な法要

葬儀後はお盆や祥月命日といった節目で法事・法要が行われます。
そもそも法要とは、故人の冥土での幸福を祈る儀式のことを指します。
仏教では、遺族が法事・法要を行うことで故人が極楽へ行くことができると考えられているため、区切りごとに法事を行なって故人の冥福を祈るのです。

*初七日と四十九日は葬儀後すぐの重要な法要

仏教では人は亡くなった後、7日おきに閻魔大王のもとで生前の行いの審判を受け、7回目の審判で極楽に行くかが決定されると考えられています。
1回目の審判である亡くなって7日目の「初七日」と、最後の審判の日である「四十九日」は特に重要な日と考えられており、僧侶を招いて法要を行うのが一般的です。
*初七日と四十九日は亡くなった当日も含めて数えます。

四十九日の法要は仏様となった故人の魂を本位牌・仏壇に移す開眼供養、納骨などの行事もあり、一区切りつく日です。
四十九日までは故人の魂は家に溜まっているので「忌中」といい、四十九日の法要で「忌明け」となります。