お通夜の場合、葬儀のように友引の日を避ける必要はないとされています。
しかし、お通夜の翌日に葬儀を行うので、葬儀の日に友引が重なる場合にはお通夜の日程も変更になることがあります。
*友引は必ず避けなければいけない?
*友引に葬儀は避けるべきなのでしょうか?
○友引の意味を気にするかどうか
世間一般的に、友引に葬儀を行うのは縁起が悪いとされていますが、もともとの「供引」という言葉にはそのような意味はありません。
そのため、友引の意味について気にならないのであれば、葬儀の日程についても気にする必要はないでしょう。
○葬儀の日に友引が避けられる訳
友引は六曜という暦のなかのひとつで、先勝と先負の間にあります。
六曜のなかには吉日と凶日がありますが、この日は葬儀に関しては凶日とされています。
「凶日に友を引く」という言葉があるように、友引に葬儀を行うと故人と親しかった人も連れていかれてしまうと言われているのです。そのため、葬儀は友引を避けて行われるようになりました。
*友引にお通夜を行うことに問題はありません。しかし、友引であることによって葬儀の日程をずらさなければいけないこともありますので、無理のない日程を組むようにしましょう。
*友引に葬儀を避ける事が多いので、友引に火葬場が定休日になっていることが多く、友引に葬儀ができなかった方で火葬場が混み合うことも考慮しておきましょう。